ハンドメイドのイベントに初めて出店するときって分からないことだらけですよね
でも、せっかく出店するんだから失敗したくない!!
わかります!私も初出店のときは同じ気持ちでした
私はハンドメイドのアクセサリーをつくってネット上で販売しています
過去に初めてのイベント出店を決意した際
準備万端でイベントに臨んだはずが
いざイベントを終えてみたら反省点がたくさん・・・
でも得たものはそれ以上に多かったです!!
- ネット販売のハンドメイドアクセサリーの売れ筋作品とイベントで売れる作品に違いがあることを知れたり
- 対面だからこそ難しいと感じる場面を経験できたり
- お客さまからその場で直接オーダーのご予約が入ったり
- 販売代理店さんや雑貨屋さんから委託販売のお誘いを受けたり
初出店で色々なことに気づき経験することが出来ました
私の経験から気づいた売れるコツやアイデアなど、イベント初出店を大成功に導く5つの方法を紹介します
ポイントを押さえて初めてのイベント出店を大成功させましょう!
ハンドメイドイベントに初出店する際に知っておきたい事
売れるコツをお伝えする前にハンドメイドイベントに出店する際、最低限知っておきたい事をお話します
それはイベント出店に必要なもの!
費用編、必ず必要なもの編、準備出来たらいいもの編の3つに分けてお話しします
- 出店費・・・イベントごとに決まっている出展料
- 机や椅子などのレンタル費用・・・有料で机や電源をレンタルするイベントも多い
- 搬入費用・・・当日持ち込めない場合は事前に作品や什器を発送する費用
- 交通費・旅行費・・・遠方のイベントだと交通費以外に宿泊代もかかるので結構費用がかさみます
- 材料費・・・販売する作品の材料費
- 販売する作品・・・頑張ってつくりましょう!
- 値札・・・価格が分かるようにしっかり作っておきましょう
- 梱包用品・・・購入いただいた作品を包む袋などを準備
- 什器などのディスプレイ用品・・・作品を素敵に見せるために重要!
- おつり・・・キャッシュレス時代だけどハンドメイドのイベントではまだまだ現金のやり取りが多い
- ショップカードや名刺・・・イベントで初めて知ってくれるお客さんや作家さん同士の名刺交換に
- 電卓・・・お金のやり取りに間違いがないように
- 看板・・・お店のイメージや何のお店なのかを紹介することで集客率もUP
- 軽食と飲み物・・・一人で出店だと当日はゆっくりご飯を食べる余裕がないので手軽に食べられる物
- ビニール袋・・・ごみを入れたり何かをまとめておくのに便利
- 簡単に作業できる制作中のもの・・・本記事の初出店を大成功させる方法②で詳しく
- おつり用の小銭を入れる袋・・・イベントに一人で参加するならお金の管理は気を付けたい!トイレの時やブースを離れるときにお金を入れて持ち運べるものがあると便利
- 大きめの布・・・机の上を可愛くディスプレイしても机の下から足が見えていたら、せっかくの世界観がぶち壊しに。机の脚が隠れるくらいの大きな布があるとおすすめ
今回はイベント出店を成功させる方法についての記事なので、準備については簡単にお伝えしましたが
また別の記事で初出店の準備について詳しくご紹介したいと思います
ハンドメイドイベントの初出店を大成功させる5つの方法
さて、ここからはハンドメイドイベントで大成功させる5つの方法をご紹介します!!
売れるコツを含む5つのポイントは門外不出!(こうして公開してしまっていますが…)
ハンドメイドイベントにはネット販売とは違う、対面販売の難しさがあります
その難しさを経験をした私の反省やプチ成功が少しでも誰かの役に立つなら嬉しいです
方法① ディスプレイの壁を高くしよう
イベントのような対面販売ではお客さんと目が合いすぎたり距離が近すぎたりすると集客には逆効果
お客さんの立場になったら作家さんと目線が合いすぎると気まずくてお店に近付きづらいですよね
中には・・・
作家さんとお話しするのが楽しいしイベントの醍醐味!
と言う方もいるかもしれません
でも、ブースをなんとなーく素通りするお客さんの中には
ちょっと気になるけど一回立ち止まると、買わずにその場を立ち去るのが気まずいし、作家さんとしゃべるのが恥ずかしい
と思う方もいるんです!!
そういう隠れたお客さんの来店ハードルを下げるためにディスプレイの壁を高くするのは有効だと思います
大丈夫!!そもそもしゃべりたい人は壁が高くても低くても話しかけてくれます
また、ディスプレの壁を高くしてお会計や梱包の手元を隠すことでスマートな印象も与えられるのでおすすめですよ
方法②常に何かしていよう
いざイベントが始まっても特別人気なブースでない限りお客さんがすぐに来て購入してくれるのは稀
お客さんの立場からすると、まずぐるーっとブース全体をまわってからお目当てのブースで購入というパターンが多いでしょう
ただ、その中で目に留まる作品(ブース)が無いわけではない!!
あっ!あの作品可愛いかも!もう少し近くで見たいな~
というお客さんがいたとして、
その時にブースの作家さんがぼーっと暇そうに立っていたとすると
ブースに近付きづらいし、そのブースの魅力にも欠けます
きっとお客さんはそのまま素通りしてしまうと思います
Q. では、どうしていたらいいのでしょう?
A. それは常に何かしていること!!
例えば
- ブース内で新しい作品をつくっていたり
- 梱包用品を準備、整理していたり
- ディスプレイの一部の配置を整えていたり
アパレルやアクセサリーのお店と一緒で
店員さんがただ立ってるだけだったり、暇そうだとお店に入る気も失せますよね
そんなマイナスな雰囲気にしないブースづくりの為に、何かしているって意外に大事!
そのため、イベント会場に簡単に作業できる何かをもっていくのがおすすめ
方法③お客さんを途切れさせない工夫
お客さんがブースに来てくれてドキドキしながら接客し、購入してくれた時!
あなたはどんな気持ちでレジ&梱包を行いますか?
やっぱりお客さんをお待たせしないように手早く対応しなきゃ!
そうですよね。でもちょっと待って!
通常ならレジ&品物のお渡しは手早い方がお客様ファーストで喜ばれるけど
せっかく購入してくれたお客さんをさっさと手放すのは惜しい!!
もっと周りの人に
このブースで商品を購入した人がいますよーー!!
ということを見せつけるべき!
そうすると…
あそこのブース、良いものあるのかも!
と誰かが気になってくれる可能性があります
そのためにレジ&品物のお渡しは少々時間をかけて!
ただ、ゆっくり無言で会計&梱包作業をするのはお客さんをイライラさせるだけ
なので、少し雑談をしながら梱包作業をするのがベスト!
雑談が苦手な作家さんなら、自分の作品集みたいなものをつくっておいて
お客さんが手にとれる場所に置いておき、会計&梱包中に
「お品物をお包みする間、よかったらそちらの作品集もみてみてくださいね」
と一言いうだけでもお客さんの待ちぼうけ時間が減っておすすめ!
そうしてブースの前にお客さんが立っていてくれるだけで、
他のお客さんが作品を見に来てくれたりします
方法④1,000円以下の安価作品をつくろう
1,000円以下と勝手に決めつけてしまいましたが、
要は安い価格帯の作品の方がイベントには強いという事!!
私の場合、普段はピアスなどのアクセサリーをネット販売しているので
作品の平均的な価格は2,000円~3,000円程度
この価格帯のアクセサリーをイベントに持っていったところ
イベント中、多くのお客さんが「可愛い!」と言って手に取ってくれたのに
一向に購入へ繋がりませんでした・・・
その代りどんどん売れていくのは1,000円前後のアクセサリーばかり
それも、安価なアクセサリーの方は見て即決で購入してくれるお客さんばかり
なぜなのか?
多くのブースが集結するイベントではお客さんの多くが購入する気満々!
だから少し高い値段でも気に入れば買ってくれる!と思いきや
そうではないんです!!
ハンドメイドイベントのように多くのお店が集まっている場合
お客さんとしては、いろんなお店で気に入ったものを買いたいと思っています
なので、ひとつのブースで高額の作品を購入してしまうと他のブースをまわる楽しみがなくなってしまうというハードルが高額作品の即購入を抑止しているんです
ネット上ならカード決済もあるので少々高くても気に入れば買ってしまいますが
ハンドメイドイベントではまだまだ現金が主流!!
1日の購入金額には限りがあるんです
その為、ハンドメイドイベントには手に取りやすい価格の作品を多数用意しておくのをおすすめします
安価作品の販売で嬉しい効果とは?
手に取りやすい価格の作品を多数用意することで発生する嬉しい効果とは何でしょう?
それはたくさんのお客さんが購入してくれる機会がある分、
周りから売れているお店(ブース)だと思ってもらえるところです
ブースにお客さんがいる時間が長かったり、お客さんの立ち寄る回数が多いほど新しいお客さんが寄ってきます
行列の出来るお店って通りがかっただけで気になりますよね?
その原理で人が人を呼ぶ状況をつくることが出来ます
安価作品を販売すると自然にお客さんが立ち止まってくれるという嬉しい効果があるんです
方法⑤値札をつけないエリアをつくる
値札をつけないエリアをつくるということですが、エリアを一部に限定するのには理由があります
まず、値札を全てなくすという選択肢もありますが、これはお客さんの不安をあおり逆効果!
お客さんの立場からすると価格設定の分からないお店は、よっぽど気になる品がない限り足を止めようとは思いませんよね
定番品や安価な品物は値札をつけて、このブースがいくら程度の価格で品を販売しているお店なのか提示した方がお客さん思いです
ただ、一押しの品やお客さんの目を惹くようなインパクトのある品には値札をつけない方が◎
というのも、ブースの雰囲気を引っ張ってくれる一押しの品や目を惹く品物は
これ、とっても素敵だけどいくらなんだろ~?あれ?これだけ値段がない・・・他はあるのに気になるなぁー
というように、お客さんの興味をちょっとだけ惹いてくれるきっかけになり、
値札をつけないことで
これは、いくらなんですか?
とお客さんから声をかけてもらえる可能性があります!!
この「お客さんと会話している状況」が売れるためにとても大切
お客さんが誰も居ないお店より、他のお客さんと作家さんがお話をしてくれていた方が作品をじっくり見れるから良いというお客さんはこの世にたくさんいます!!
恐らくこういうお客さんはアパレルショップで店員さんに声を掛けられたくない私のようなタイプ(苦笑)
値札をつけないエリアをつくることでお客さんとのお話のきっかけをつくることも大事なんです
まとめ
今回はハンドメイドイベントの初出店を大成功させる5つの方法をお伝えしました
この記事を読んで初出店の不安が少しでも減ったり、
実践してみようと意欲が湧いた方がいらっしゃれば嬉しいです
簡単まとめ
- ハンドメイドイベント出店に必要なものはなに?
費用編、必ず必要なもの編、準備出来たらいいもの編の3つに分けてご紹介 - ハンドメイドイベントの初出店を大成功させる5つの方法
- ディスプレイの壁を高くしてお客さんとの距離感を大事にする
- 常に何かしていることでお客さんを気まずくさせない
- お客さんを途切れさせない工夫はトークや小道具で時間を稼ぐ
- 1,000円以下の安価作品でイベント中の勝ち組になる!
- 値札をつけないエリアをつくってお客さんと話すきっかけづくり
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